児童の性的虐待および搾取(CSAE)に関するポリシー

はじめに

サークリーでは、児童の性的虐待および搾取(Child Sexual Abuse and Exploitation, 以下「CSAE」)に関するいかなる形態のコンテンツも厳格に禁止しています。

CSAEは法律に違反するだけでなく、倫理的に決して許容できない行為です。運営会社であるSoarSocial LLCは、児童の安全を最優先事項と位置づけ、この問題に対してゼロトレランス(一切容認しない)の姿勢を取っています。

本ポリシーでは、CSAEの防止、検出、対応についての当社の取り組みを詳細に説明します。

本ポリシーについて

本ポリシーは、SNSプラットフォーム「サークリー」に関するものです。App StoreおよびGoogle Play Storeの掲載情報ページ、ならびにアプリ内からリンクされています。

運営会社は、必要に応じて社内の執行責任者に相談し、手続きを見直したり必要な措置を講じたりできる体制を整えています。また、ユーザーの皆様からのご意見やご質問については、お問い合わせフォームをご利用ください。

禁止事項

サークリー内において、以下の行為は厳格に禁止されます。違反が確認された場合、即座にアカウントの停止および法的措置を講じます。

禁止される具体的な行為

児童の性的虐待を描写、助長、または促進するコンテンツの投稿、共有、保存は一切禁止されています。これには、実写、イラスト、CG、アニメーションなど、あらゆる形式の表現が含まれます。

児童を搾取する目的でのダイレクトメッセージの利用も禁止されています。性的な内容の送信、不適切な接触の試み、個人情報の要求など、児童に害を及ぼす可能性のあるあらゆる行動が対象となります。

児童の性的搾取を目的とした情報収集または勧誘行為(グルーミング)は、明白な違反行為として厳しく取り締まります。

その他、児童に害を及ぼす恐れのある行為やコンテンツについても、包括的に禁止の対象としています。

アカウント登録と年齢制限

サークリーのアカウント登録は、13歳以上のユーザーに限定されています。この年齢制限は、児童の安全を守るための重要な措置です。

年齢制限を偽った登録が確認された場合、アカウントは即時停止されます。また、虚偽の年齢情報を提供してアカウントを作成する行為自体が、利用規約違反となります。

運営会社は、アカウント登録時の年齢確認を厳格に行い、必要に応じて追加の本人確認手続きを求める場合があります。

コンテンツモデレーション

サークリーでは、多層的なコンテンツモデレーション体制を構築しています。

監視体制

投稿、メッセージ、プロフィール情報、その他のコンテンツは、AI技術による自動監視と、専門トレーニングを受けたモデレーターによる手動監視の両方でモニタリングされます。

自動監視システムは、画像認識技術やテキスト解析技術を活用し、CSAE関連のコンテンツを検出します。疑わしいコンテンツは優先的に人間のモデレーターによる確認が行われます。

違反コンテンツへの対応

CSAE関連のコンテンツが検出された場合、以下の措置を即座に実施します。

違反コンテンツは直ちに削除され、該当アカウントは即時停止されます。この措置に警告や猶予期間はありません。

違反の重大性に応じて、法執行機関への通報を行います。証拠となるデータは適切に保全され、捜査に協力します。

通報とサポート

通報方法

ユーザーの皆様は、CSAEに関連する疑わしい行為やコンテンツを発見した場合、アプリ内の通報機能から簡単に通報することができます。

通報は匿名で行うことができ、通報者の個人情報は保護されます。また、通報したことが相手に知られることはありません。

通報後の対応

通報内容は最優先事項として扱われ、受理後24時間以内に調査を開始します。

調査の結果、違反が確認された場合は即座に適切な措置を講じます。通報者には、プライバシーに配慮した範囲で対応状況をお知らせします。

緊急時の連絡先

児童が危険にさらされていると思われる緊急の状況では、サークリーへの通報と並行して、以下の機関にも直ちに連絡してください。

  • 警察:110
  • 児童相談所虐待対応ダイヤル:189

プライバシー保護とデータ管理

データ監視の範囲

CSAEに関連する行為を防ぐために必要な範囲で、ユーザーのデータを監視します。ただし、監視は日本国内の法律および当社のプライバシーポリシーに厳格に準拠して行います。

児童の安全を守るという目的と、ユーザーのプライバシー権のバランスを常に考慮し、過度な監視にならないよう配慮しています。

証拠データの管理

違反が確認された場合の証拠データは、完全かつ適切に保管します。これらのデータは、法執行機関からの要請に応じて速やかに提供されます。

証拠データの保管期間は、法律で定められた期間、または捜査に必要な期間とし、それ以降は適切に削除します。

データ利用の目的

CSAEに関連して収集されたデータは、以下の目的でのみ使用されます。

サービスの新機能開発や改善のための分析、通報内容の真偽の確認および違法行為や利用規約違反の事実の有無を判断するための調査、その他、児童の安全を守るために運営会社がユーザーと連絡を取る必要があると判断した場合の連絡手段として使用されます。

即時対応

CSAE関連の行為が確認された場合、該当アカウントは例外なく即時停止されます。アカウント停止後の復旧は一切認められません。

法執行機関との連携

運営会社は、CSAE事案について法執行機関への通報を積極的に行います。通報の判断は、社内の専門チームおよび法務担当者が行い、迅速かつ適切に実施されます。

また、児童保護を専門とする団体や法執行機関と日常的に協力関係を構築し、問題の早期発見と解決に取り組んでいます。

国際的な協力

CSAEは国境を越えた問題であるため、必要に応じて国際的な法執行機関やNGOとも連携します。

定期的なレビューと改善

ポリシーの更新

本ポリシーは定期的に見直され、最新の法規制、業界のベストプラクティス、技術の進歩に基づいて更新されます。

重要な変更があった場合は、ユーザーの皆様に適切な方法で通知いたします。

技術の向上

サークリーの安全性向上のため、新たな検出技術やプロセスを積極的に導入します。AI技術の進化に合わせて、より精度の高い監視システムを継続的に開発しています。

スタッフの教育

コンテンツモデレーションに携わるスタッフに対しては、定期的なトレーニングを実施し、CSAE問題に関する最新の知識と対応スキルを維持しています。

お問い合わせ

本ポリシーに関するご質問やご意見は、お問い合わせフォームからご連絡ください。

児童の安全に関する重要な情報や違反の疑いがある場合は、アプリ内の通報機能をご利用ください。

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