2024/04/27 | 最終更新日:2024/12/06
「音声SNSとは何か」
「音声SNSアプリの比較表を見たい…」
「音声SNSアプリで人気のものを知りたい…」
このような方に向けて、本記事では「音声SNSとは?海外・日本別の人気アプリや比較一覧表」を紹介していきます。
若者に大人気の音声SNSアプリ
サークリーは、匿名顔出し不要のSNS
『声』だけライブ配信で”推し”が見つかる、友達が作れる
目次
音声SNSとは
音声SNSとは、音声をリアルタイムにライブ配信したり、ユーザー同士で相互にフォローやシェアすることのできるサービスです。
代表的なサービスとして、著名人やインフルエンサーが利用し、招待制という仕組みが話題を集めた「Clubhouse」があります。
また、Xはテキストを投稿するSNSですが、XスペースというX上で繋がりのあるユーザー同士が音声で会話できるサービスの提供も始めています。
本項では、近年盛り上がりを見せている音声SNSの特徴や、どんなメリットがあるのかを解説していきます。
特徴1.文字情報より親しみやすい
音声SNSは声を通じたコミュニケーションになるため、言葉の抑揚や感情が伝わりやすく、文字情報よりも親しみやすいという特徴があります。
声の特徴や音色から相手の個性や感情を感じ取ることができ、より深い理解や共感を生み出しやすい特徴があります。
文字情報では表現しきれないニュアンスや情報を伝えることができるため、コミュニケーションの豊かさや密度が増します。
また、音声SNSのメインユーザーであるZ世代は、幼い頃よりタブレットやスマートフォンの音声入力を当たり前のように使用してきた世代です。
文字によるやり取りよりも、通話の方が直接的で楽という世代のため、耳だけで情報を取得したり、コミュニケーションをとることに抵抗がありません。
そのため、音声SNSのような音声コンテンツは文字情報よりも親しみを感じるため、人気を博しているようです。
特徴2.配信者とリスナーの距離感が近くなる
音声SNSの多くは、利用者がライブ配信できるプラットフォームのケースが多いです。
リスナーと同じ時間を共有できるので、配信者とリスナーの距離感が近いという特徴があります。
近年人気を博しているTikTokなどは、収録されたコンテンツを視聴するオンデマンド配信のコンテンツです。
しかし、音声SNSで利用できるライブ配信は、配信者がリアルタイムに音声を配信するので、配信者とリスナーが同じ時間を共有できます。
リアルタイムでの会話やディスカッションが可能になることで、リスナーは配信者との距離を身近に感じることが可能です。
リスナーのコメントに配信者がリアルタイムで答えるなど、参加者だけしか体験できない空間を築き上げることで、配信者とリスナーの距離感が近くなります。
【比較表】音声SNSアプリの一覧表
次に、音声SNSアプリの一覧表を紹介していきます。
海外人気のある音声SNSアプリ一覧
アプリ | 特徴 |
---|---|
Clubhouse クラブハウス | 著名人やインフルエンサーが利用していたことで有名になった音声SNS |
Twitter スペース | Twitter上で音声を使ったリアルタイムの配信・会話ができる機能 |
Spotify Live | 以前は別アプリであったが、現在は統合されており、Spotifyユーザーであれば誰でも利用できる機能 |
海外で人気のある音声SNSの特徴は、巨大なプラットフォームの一部機能として提供されているケースが多いことです。
Clubhouseは、音声SNS専用ですが、その他人気のある海外産のアプリはメイン機能ではなく、サブ機能として使われている傾向にあります。
日本人気のある音声SNSアプリ一覧
アプリ | 特徴 |
---|---|
Circley サークリー | 声で繋がる音声SNSアプリで、顔出しなしかつ誰でも簡単にライブ配信で繋がれる。イラストを利用してVTuberとしても活動可能。 |
Wacha ワチャ | 音声ソーシャルアプリで、配信者とリスナーの双方向型音声SNSアプリ |
Yay! イェイ | 同世代の友達とオンラインでコミュニケーションが取れる音声SNSアプリ |
Voicy ボイシー | 厳選されたコンテンツをながら聴きできる音声の総合プラットフォーム |
Radiotalk ラジオトーク | 無料であなたのラジオができる音声配信サービス |
日本で人気のある音声SNSは、海外とは違い「ニッチなサービス」である傾向が高いです。
多くのユーザーと関われるというよりは、自分の興味や関心が似たユーザーがたくさん集まる濃いコミュニティを好む傾向があります。
音声SNSで人気のアプリ
続いては、音声SNSアプリの中でも人気のあるサービスを紹介していきます。
- 若者人気の音声SNSアプリ「サークリー」
- 海外人気の音声SNSアプリ「Clubhouse」
- 日本人気の音声SNSアプリ「Voicy」
1つずつ紹介していきます。
若者人気の音声SNSアプリ「サークリー」
サークリーは、「声だけ」ライブ配信と充実したSNS機能(投稿やコミュニティ)を提供する新感覚の音声SNSアプリです。
「インターネットを介して人の声を聴きたい」
「他のことをしながら、コンテンツを聞きたい」
「推しの配信者を見つけて、応援したい」
このようなニーズに対応している音声SNSアプリで、特に10代後半〜20代の比較的若い世代の配信者も活動しています。(幅広い年齢層のユーザーが利用)
また、ライブ配信に一枚のイラストを利用して、VTuberのようにも活動することができます。
若者に大人気の音声SNSアプリ
サークリーは、匿名顔出し不要のSNS
『声』だけライブ配信で”推し”が見つかる、友達が作れる
海外人気の音声SNSアプリ「Clubhouse」
Clubhouseは2021年に大きく話題となったiOS専用の音声SNSアプリで、著名人やインフルエンサーが利用したことで人気に火がつきました。
リリース当時は招待制を採用したことで、限られた人しか使用できないというプレミアム感が生まれ、一気にブームとなりましたが、現在は誰でも参加可能です。
リスナーは配信場所であるルームでスピーカーの話を聞くことができ、ルームのオーナーであるモデレーターがリスナーをスピーカーに指名することもあります。
スピーカーの話を聞くだけでなく、ディスカッションや情報共有をするなど、他ユーザーとの交流を楽しむことができます。
日本人気の音声SNSアプリ「Voicy」
Voicyは国産の音声SNSアプリで、他の音声SNSアプリと異なり誰でも配信できるのではなく、Voicyのパーソナリティ審査に受かる必要があります。
パーソナリティ審査の通過率は5%という狭き門のため、新聞や雑誌記事の音声配信や、高いトーク力を有するプロクオリティのパーソナリティの配信を聞くことができます。
小説やコミックといった豊富なジャンルがあり、基本的に無料で使用できますが、プレミアム配信を聞くには有料のプレミアムリスナーになる必要があります。
また、リスナーはコンテンツを聞くだけでなく、応援したい配信者に投げ銭をすることができる差し入れという機能もあります。
プレミアムリスナーや差し入れといった収益化をしやすくする機能が充実しているのも人気の一つです。
音声SNSアプリに関するよくある質問
最後に、音声SNSアプリに関するよくある質問に回答していきます。
- 音声SNSの市場規模はどのくらいですか?
- 音声SNSはどれを使うべきですか?
- 音声SNSで収益化はできますか?
1つずつ紹介していきます。
音声SNSの市場規模はどのくらいですか?
音声SNSの市場規模はデジタル音声広告の市場調査で、2025年には420億円規模になると予想されており、急速な成長を遂げています。
デジタル音声広告市場は2019年には7億円程度でしたが、2020年には16億円規模に成長し、2022年以降急速に成長した結果、2025年には420億円規模に達する予測です。
デジタル音声広告とは聴覚にアプローチする広告で、音声SNSをはじめとする音声コンテンツ市場の需要拡大とともに急拡大しています。
音声SNSはこれまでの動画コンテンツと比較して、「ながら消費」に適しており、広告市場としても魅力的な市場となっています。
音声SNSはどれを使うべきですか?
音声SNSを選択する際には、自身の目的やニーズに合ったプラットフォームを選ぶ必要があります。
例えば、Clubhouseはリアルタイムのオーディオコミュニケーションを提供し、他のユーザーとのディスカッションやネットワーキングに適しています。
一方、X SpacesはXユーザー向けにオーディオルームを提供しているため、既存のフォロワーやコミュニティとのつながりを強化したい方におすすめです。
また、Facebook Live Audio RoomsはFacebookの広大なユーザーベースにアクセスし、さまざまなコンテンツを共有するのに役立ちます。
Voicyは新聞や雑誌記事、小説やコミックといった媒体の音声配信を聞くことができるため、時間節約のために「ながら消費」をしたい方におすすめです。
選択する際には、自身のコミュニケーションスタイルや興味関心に合ったプラットフォームを選び、活用しましょう。
音声SNSで収益化はできますか?
音声SNSにおいてもYouTubeやTikTokのように収益化することが可能ですが、どの音声SNSでも収益化というわけではなく、適切な戦略を立てる必要があります。
例えば、Clubhouseでは有名人や専門家によるライブイベントやディスカッションを有料で提供しています。
また、Voicyのような投げ銭機能がある音声SNSを利用すれば、リスナーから直接収入を得ることが可能です。
従来通りの、アフィリエイトや商品販売といった収益化手法も一般的です。
しかし、どの収益化手法を採用するとしても、コンテンツのクオリティやフォロワーの数、コミュニティの活発度合いによって収益は左右されます。
収益化までの戦略を適切に構築することで、音声SNSを収益化することは十分に可能です。
まとめ
ここまでで「【2024最新版】音声SNSとは?海外・日本別の人気アプリや比較一覧表を紹介」の解説は以上です。
若者に大人気の音声SNSアプリ
サークリーは、匿名顔出し不要のSNS
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